2017年の終盤にまとめたアベノミクスの現状です
11月は戦後2番目の長さの好景気で
バブル崩壊以前の数値を取り戻しました。
株価も上昇がいい感じだったのです。
それでも庶民の生活には実感がない理由や
アベノミクスの効果と現状を
わかりやすくまとめてみました。
最後までぜひごらんください<(_ _)>
アベノミクスとは?3本の矢を超わかりやすく解説!
なかなかわかりにくいアベノミクス
3本の矢をわかりやすく解説してみます
大胆な金融政策とは?
1990年のバブル崩壊以降
20年間の不況の最大の要因は
デフレと政府は捉えています。
デフレ脱却!
これを目指すために
インフレターゲットの導入を決定
そこでこれまで独立性が重視していた
日銀に対して日銀法の改正も視野に入れた
2%の物価目標を掲げました
その目標が達成されるまでは
無制限の量的緩和策も決定
「黒田バズーカ」といわれた
日銀総裁と安倍首相官邸との
協力関係が効果を上げています
機動的な財政政策とは?
政府は2013年1月15日、過去2番目の規模となる
13兆1千億円の補正予算案を
閣議決定しました。
内訳は、東日本大震災の復興・防災対策に
3兆8千億円、通学路の安全対策など
暮らしの安全・地域活性化に3兆1千億円
さらに再生医療の実用化支援など
成長による富の創出に3兆1千億円となっています
復興対策では様々なことがありましたね
熊本の地震なども大変でした
民間投資を喚起する成長戦略とは?
産業競争力会議において
7つのテーマ別会合を開いた
7つのテーマとは
1.産業の新陳代謝の促進
2.人材力強化・雇用制度改革
3.立地競争力の強化
4.クリーン・経済的なエネルギー需給実現
5.健康長寿社会の実現
6.農業輸出拡大・競争力強化
7.科学技術イノベーション・ITの強化
他にも4本目の矢などの議論も多い
アベノミクスなんですが
実際の効果や成果はどうなんでしょう
現在は好景気なのに実感がわかない理由も
考えてみたいと思います
アベノミクスの効果と成果で現状は好景気?
2017年11月の現在
バブル以来の好景気といわれています。
バブル崩壊から回復した実感がない
人が多いと思います
現在のアベノミクスの効果を
実際に評価の方法を考えてみると
わかりやすいかもしれません
アベノミクスで雇用状況の現在はどんな状況?
日本の完全失業率と
正社員有効求人倍率の推移
2015年からグラフでは逆転していて
正社員有効求人倍率が伸びています
今は数字上、就職したければ必ず職がもらえる時代
そのうち失業率の底に到達します
かなりアベノミクスの効果が出ています
職種さえ気にしないなら
正社員になれる時代になりました(‘◇’)ゞ
もう少しで完全失業率が最低ラインになってきています
だた成年男子では失業率が増えていて
女性が働いていることで
数値が変わっているのかもしれません
あとは地域によってかなり格差があるようで
沖縄の失業率は依然として高いですね
現金給与総額の推移ではコチラ
2015年にがくーんと落ちてますね
これは消費増税が原因です
消費増税で給与の伸び率が
全然違っているんですね( ;∀;)
2015年以降は停滞しています
適切な経済政策さえすれば
ちゃんと伸びる状況なんですけどね
適切な経済政策とは?
例えばなんですが賃金を上げて
会社の法人税を下げるとか
旅行に行く場合の被災地復興するなど
様々な政策が可能なんですね
あるいはインフラの整備で
新幹線の駅を伸ばしたり
工事中の道路整備ですね
ボクは自動運転用のセンサーを
道路に埋め込んだりしたら
面白いと思いますけどね
アベノミクスの効果なんですが
みなさんのお給料は
2年以内に上昇するようです
2年後は好景気!
それは本当なんでしょうか?
日本経済が好循環へなるには?
この図のようになるには
ちゃんと大型補正など
政策がうまくいけば
経済が好循環になっていくようです
消費増税のために給料アップが上手くいかなく
アベノミクスの効果が低く
庶民への実感がないんですね
アベノミクスの効果は
雇用状況と現金給与総額で
考える必要がありますね
あと北朝鮮情勢も
経済への影響がありますから
できれば2020年まで何事もなく
東京オリンピックを迎えるのが理想ですけどね( ;∀;)
アベノミクスの今後と少子化とAIの関係とは?
アベノミクスでは日本再興戦略が
考えられています
日本再興戦略の中では
「急速に進む少子高齢化時代を前に
AI・IoT・ビッグデータ・ロボットの活用を進め
第四次産業革命を推進し、
2020年度に名目GDP600兆円を目指す」としている。
さらに、政府情報システムをクラウド化し、
ITシステムにかかる運用・保守コストを
半減させるといったロードマップを示している。」
少子化で人口推移が変化する中で
外国人労働者か
ロボットやAIの活用か
選択がせまられますね
銀行などではすでに
リストラが始まっていますよね
AIの技術開発はリストラを増やすとの
見方もあって今後必要な仕事と
不必要な仕事に分けられています
AI分野へ何も投資しない場合は
伸び率がかなり悪いです
その差は33.1兆円との見積もりが
すでに欧米の投資には出遅れて
日本は負けていますけど
成長が望める分野には
きちんと投資しておくことが
重要に感じます。
まとめ
アベノミクスの効果と現状を
なるべくわかりやすくまとめて
解説してみました。
好景気は今後も続くようなので
実生活で体感するまでに
少し我慢した方がいいですね。
今後はAIの登場で雇用の形態も大きく変わり
政府の政策にも注目が集まります
最後まで読んでいただきありがとうございました
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