台風の被害が年々増えています。
台風の予想である「進路予想」が
あまり正確ではなく、よく外れますよね。
過去、アメリカのハリケーンの進路の予想も大きく外れて
ニューヨークでは裁判になりました。
日本ではまだ裁判になるほど問題にはならないのですが
もう少し予想が正確にはならないんでしょうか。
台風の進路予想についてわかりやすくまとめましたので
ぜひごらんください。(^_^)
台風の進路予想とは?
台風の予報には、大きく分けて
「強度予測」と「進路予測」があります。
「強度予測」はかなり難しく
雲の形状や性質を読み取らないと
台風の強さがわからないため
現在の情報技術では正確にはできないようです。
「進路予測」なんですが
これは年々進歩して
以前よりは正確になっています。
具体的に10年ほど前では
2日後の台風の進路予想と
実際の進路の誤差は300キロでした。
近頃では、3日後の進路予想ですでに
その誤差が300キロになっていて
2日後にはもっと進路予想の精度が向上しています。
以前の進路予想ではもっと誤差があったんですが( ;∀;)
300キロって東京と愛知くらい離れますから
まだ台風の進路予想って誤差があるのです。
いったいどんな理由で予想が難しいのでしょうか?
台風の進路予想が外れる理由は?
台風の進路予想は、気象庁のスーパーコンピューター上で
計算された結果に基づき、
最終的には予報官の経験と判断によって発表されます。
かなり高価で最新のスーパーコンピューターです。
その膨大なデータと計算による台風の予報が
なぜ時に「外れる」場合があるのでしょうか。
それには大きく分けて2つの理由があります。
自然が複雑すぎる
予測はスーパーコンピューター上の
巨大なプログラムで実行されます。
このデータで日本の自然の地形を正しく
反映したものになっていない可能性があります。
簡単に説明しますと
海上での台風の進路予想はかなり正確です。
なぜなら海面は障害物が無く平らだから。
問題は台風が陸地を移動する時で
陸地のデータをコンピューターが
完璧には読み解けないのです。
日本って山や森が多く複雑な地形なので
台風の進路予想に影響を与えています。
台風が複雑すぎる
進路予想には台風の初期のエネルギーや
大きさのデータを入力しなければいけません。
強さで進み具合も変化しますから。
この台風の初期データがかなり複雑で
正確な数値を入力できないのです。
台風の発生の元となる
積乱雲も微妙に変化しますから
前例が通用しません。
まだ現代のテクノロジーでは
台風の進路予想を100%正確に
予測することができないのです。
ある程度、台風の振れ幅を覚悟して備える必要があります。
進路予想ってないよりはマシ!
これくらい余裕も持って待機していたほうが
いいのかもしれませんね。
海上での台風の進路予想は正確ですが
陸地に入ったら不規則になることを
覚えておきましょう。
台風の進路がおかしい過去の見方とは?
アメリカはハリケーンによる被害が大きいです。
台風による大雨が原因です。
日本でも年々、台風の降雨量が増えて
水没する地域が増えてきています。
台風が首都に直撃した場合は大変です。
過去、2012年の10月にアメリカへ大被害をもたらした
スーパーハリケーン「サンディ(sandy)」
ニューヨーク市内では広範囲にわたる浸水被害がありました。
この時に予報判定をめぐる訴訟問題まで起きたのです。
石を投げれば弁護士に当たるといわれる
アメリカらしいエピソードですが
それだけ台風予報が難しいことも物語っています。
この時もかなり長い期間のデータを
使った予報だったんですが
当たったのは7日間までで
それ以降の予想はかなり外れてしまっいました。(-_-)
大雨予報は台風の強度も関係してくるので
予想がかなり難しくなります。
現在の台風予報の技術では
およそ7日間先まで当たる!
これを覚えておきましょう。
まとめ
台風の進路予想なんですが
現在の予想技術では
外れてあたりまえなんですね。
かなり予報が難しいことがわかりました。
進路予想はないよりはマシと
備品を十分に蓄えてし
これから多くなる台風に備える必要があります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。