ハッキングによって漏洩したパラダイス文書とは?
何かをわかりやすく解説いたします
パラダイスとは楽園の意味ですが
どうもその裏側では庶民の生活を
苦しめることが行われています
日本人のリストには漫画家の鳥山明氏の名前も!
意外だけどかなり儲けてるのかな
わかりやすくまとめましたので
ぜひごらんください<(_ _)>
パラダイス文書とは?何か?わかりやすく解説
ほぼ状況はパナマ文書と同じで
パラダイス文書も税金がかからない国や地域で
企業やお金持ちがペーパーカンパニー
(書面だけの実在しない会社)を立ち上げて
そこへお金を移すことで
資産にかかる納税を回避する
情報をあつめた資料ですね
今後政府はどのように納税の制度を考えて
いくべきか議論になります
富裕層と一般との格差は広まりますから
なにも違法なことをしていなければ
パラダイス文書も問題ないんですけどね
世界最大のリークと話題になった
「パナマ文書」から2年余りたちました
今回はバミューダ諸島の法律事務所である
「アップルビー」を中心に
約1340万通の資料がリークしたようです
どうもパラダイス文書は
コンピューターのハッキングによって
情報が漏洩したようですね。
データ量などパナマ文書の時と
比較してみるとわかりやすいです
名前 | 場所 | 事務所名 | 件数 | 容量 |
パラダイス文書 | 英領バミューダ諸島ほか | アップルビー | 1340万件 | 1.4テラバイト |
パナマ文書 | パナマ | モサック・フォンセカ | 1150万件 | 2.6テラバイト |
1.4テラバイトは50GBの
ブルーレイディスク 28枚分
2.6テラバイトは50GB の
ブルーレイディスク 53枚分です
パラダイス文書は件数は多いんですが
データ量ではパナマ文書の方が
1.8倍ほど多いのが違いですね
これだけの件数をみると
もう納税回避している企業や
お金持ちってもうほぼ常識なんですね
なんだか納税がバカバカしく感じてしまうのは
私だけでしょうか
国ってまとまりが理不尽に感じてしまいます
お金の守り方には抜け穴があるんですね~
パラダイス文書の内訳は
1 大手法律事務所アップルビーの内部文書638万件
2 シンガポールの法人設置設立サービス「アジアシティ」
の内部文書56万6千件
3 バハマ、マルタなど19の国・地域の登記文書604万件
1340万件の情報はすべて1か所の
事務所から漏れた情報ではなく合計ですね
これもパラダイス文書の特徴でしょう
「タックスヘイブン」とは別名で「租税回避地」と
呼ばれている税金の低い地域で
ほぼ納税が必要のない地域のことです
タックスヘイブンとして有名な場所は
モナコ公国
サンマリノ共和国
イギリス領ケイマン諸島
バージン諸島
そして今回の
バミューダ諸島ですね
バミューダパンツってここが発祥らしいです
なんだかパラダイス
気候はかなり暑そう
ほぼイギリス領が多いですよね
エリザベス女王も
かなり租税回避しています
女王が税金収めないってどうなの?って
感じますよね
タックスヘイブンの島々が
ヨーロッパでは「税の楽園」と呼ばれることから
パラダイス文書と名づけられたようです
楽園の裏側は地獄ですよね
税を分配したらいいんじゃーん( ;∀;)
パラダイス文書に日本人のリストで鳥山明が?
パラダイス文書はパナマ文書よりも
データ量は小さいんですが
それでもかなりの件数があります
これからドンドンと名前や企業名が
公開されていくのでしょう
ネットの情報では日本人のリストが
公表されていて
鳥山明氏(漫画家)
鳩山由紀夫氏(元首相)
丸紅
IHI
大阪ガス
日本郵船
と…鳥山明!!
パナマ文書でも小室哲哉や
キャンディキャンディの
いがらしゆみこの名前もありました
しかし偽名での登録も多いため
証明はなかなかできないようですね
鳥山明のコメントでは
税理士にすべて丸投げしていて
詳細はわからないとのことです
ネット上では亀ハウスの立ち上げ?
とちょっと揶揄する発言も多いですね
真相はわかりませんが
かなり資産が多い人物の名前が
これからパラダイス文書で
公開されていくと思います
企業名で有名なところでは
アップルやナイキですね
この辺は常連っぽいですね
パラダイス文書の問題点と今後は?
現在パラダイス文書で
公表されている名前では
トランプ政権のウィルバー・ロス商務長官が
関係しているようです。
ウィルバー・ロス氏は『再建王』とも呼ばれていて
トランプ大統領がカジノ問題で危なかった時に
債務軽減の低助けをして
トランプ陣営の経済のアドバイザーも務める
信頼されて要人なんですね。
パラダイス文書に名前が掲載されていて問題になった場合
トランプ政権を揺るがすほどの人物です
多くの著名な企業や政治家
富裕層の名前が明るみになり
過度の節税(課税逃れ)や
資産隠しの疑いのある企業や
人物がまた全世界に公表されるでしょう。
合法ではありますが
本来払われるべき税金が
タックスヘイブンを利用して
各国々へ納税されることなく
企業の利益だけを追求
それによって税収が少なくなって
本来払う必要のない税金を
増税によって払って
生活が苦しくなるのは理不尽ですよね
違法ではないんですが
パラダイス文書によって
法律の抜け穴を使って
よりお金を儲けてるということなので
パナマ文書同様に
印象はかなり悪いですよね
タックスヘイブンでは記録を残していなく
かなりお金の流れが不透明です
そのため犯罪組織のマネーロンダリングに
使われていたり
一部の情報では北朝鮮も
タックスヘイブンを使って
核開開発をしていた疑惑まであります
本来支払われるべき税金が納められず
国民がその負担を強いられたり
犯罪組織や国の闇資金になったり
様々な問題を抱えていますね
今後の新たなパラダイス文書の情報で
辞任や説明責任などの問題が起こりそうです
ですが根本的な税の問題を解決しないと
この地域では同じことが
繰り返されてる印象ですね
まとめ
パナマ文書では各国の首相の知人や
家族の名前が出たり
様々な問題が起こりました
パラダイス文書ではさらに
どんな企業や有名人の名前が出てくるのでしょう
かなり理不尽な問題ですが
なんとか解決していきたいですね
最後まで読んでいただきありがとうございました