10年ほど前から研ナオコさんは橋本病だったそうです。
いったい橋本病とはどんな症状で原因はなんなのでしょうか?
初めて聞く病名だったんですが、現在では10人に一人以上の
女性に症状がみられるようです。
くわしく、そしてかなりわかりやすくまとめましたので
ぜひご覧ください。
研ナオコの橋本病とは?
病名は慢性甲状腺炎というんですね。
1912年に橋本 策(はかる)博士により報告された病気なので
橋本病とも呼ばれています。
発見した人の名前なんですね。
研ナオコの橋本病の原因は?
本来は外部から入り込んだ異物に対して起きる免疫反応が、
自分の体の細胞に対して起きて甲状腺の細胞が壊れ、
細胞と細胞の間に線維化が起こる
臓器特異的自己免疫疾患(ぞうきとくいてきじこめんえきしっかん)です。
ちょっと漢字が多すぎてわかりにくいですね。( ;∀;)
とにかく女性に圧倒的に多く、
最近の研究では10人に1人か
それ以上の頻度ではないかといわれています。
これって高齢者にけっこう多いんじゃないでしょうかね。
研ナオコの橋本病の症状は?
甲状腺ホルモンの量が不足するのが理由で
新陳代謝が低下し全てが老けていくような症状がみられます。
これは女性にとっては大変ですね。
無気力で頭の働きが鈍くなり、忘れっぽくなるようです。
ひどくなると認知症の原因の1つにもなります。
寒がりで皮膚も乾燥してカサカサになったり
体全体がむくみ、髪も抜け、
眠気がありボーッとして活動的でなくなります。
全身症状 寒がりで疲れやすい、動作が鈍い、体重増加、声かれ、低音
体温が低体温になる。
顔つきや首 むくみ、甲状腺腫大、のどの違和感、ボーッとしたような顔
神経・精神症状 物忘れ、無気力、眠たい、ボーッとしている
循環器症状 徐脈、息切れ、むくみ、心肥大
消化器症状 食欲低下、舌が肥大、便秘
皮膚 汗がでない 皮膚乾燥、脱毛、眉が薄くなる、皮膚の蒼白
筋骨症状 脱力感 筋力低下、肩こり、筋肉の疲れ
月経 月経不順、月経過多
血液値 コレステロール上昇、肝障害、貧血
少し更年期障害と似ているような感じもしますね
自覚症状があまりなく
病気を発見するのは難しいようです。
研ナオコさんはたまたま伺った宇崎竜童のススメの
お医者さんに出会って発見できたようです。
橋本病を発見するには?
橋本病はもともと甲状腺組織を
顕微鏡で見て発見された病気なので、
組織所見を見ないと確定診断はできないんですね。
研ナオコさんも精密検査をしたようですね。
通常は抗甲状腺抗体が陽性で、
硬い甲状腺腫が認められ、
バセドウ病が否定できれば
慢性甲状腺炎と考えて経過をみることになります。
甲状腺腫が大きい時は、
一応、 腫瘍しゅよう性疾患を除外しておくことも兼ねて、
超音波断層検査をすることもよくあります。
研ナオコさんの娘も同じ症状だったようで
甲状腺腫を摘出したらガン細胞だったようで
危機一髪ですね。
遺伝的な要因もあるのかもしれませんね。
発見はかなり難しいようですよ。
橋本病の治療の方法は?
甲状腺機能が正常で甲状腺腫が小さい時は、
とくに治療は行いません。
甲状腺機能低下症の時は、甲状腺ホルモンを投与します。
甲状腺刺激ホルモンだけが高値で、
甲状腺ホルモンの値が正常なものを
潜在性せんざいせい甲状腺機能低下症といいます。
放置すると動脈硬化症や、
はっきりとした甲状腺機能低下症になる可能性が高いので、
やはり甲状腺ホルモンを投与します。
橋本病と診断されてもこれって難病ではないんですね。
高齢とともにホルモンの低下で
身体のバランス機能がちょっとおかしくなる
考えた方が良いかもしれませんね。
バランスを整えるには薬を服用すればよいだけなのです。
橋本病を完治する食事療法とは?
橋本病と認知された場合には
お薬の服用は大前提になるんですね。
その上で気をつけた方がよいのは
ヨードが多い食物を控えることだそうです。
控えた方がいい代表的な食べ物は
昆布、わかめ、のり、ひじき
ですね。
これ朝のメインだと思うんですけど((+_+))
以下の食材は「ゴイトロゲン」と言う
甲状腺ホルモンの分泌を邪魔するものが含まれますので、
大量に食べることはやめたほうが良いらしいです
キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、カブ
じゃあ何を食べたらよいのかというと
免疫力アップにつながる栄養素
こちらが重要なようです。
乳酸菌
ヨーグルト、納豆、キムチ、味噌、ぬか漬けなどの発酵食品に含まれている乳酸菌は、腸内環境を整えるのに役立つんですね。
食物繊維
食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があり、
そのどちらも腸内環境を整えるのに役立ちます。
水溶性食物繊維は、腸内の善玉菌の餌となります。
不溶性食物繊維は、水分を吸収してふくらみ、腸の蠕動(ぜんどう)運動を活発にし、便秘改善や体に有毒な、ダイオキシンなどの物質を吸着して排出させるなど、腸をきれいにしてくれます。
水溶性食物繊維・・・アボカド、オクラ、山芋、あしたば、ごぼう、納豆など
不溶性食物繊維・・・大豆、穀類、あずき、おから、エリンギ、えのき、切り干し大根、アーモンドなど
抗酸化作用
免疫機能を低下させる原因のひとつに、活性酸素があります。
体の中で発生した活性酸素を除去するには、抗酸化作用のあるたべものが効果的です。
トマト、スプラウトブロッコリー、にんじん、黄・赤ピーマン、柑橘類など
体温アップ
私たちの体は、体温が36.5度以上になると、免疫細胞が活性化します。
体温を上げるのに最も良いのは、乾燥したしょうがです。
薄く切って干したものでもいいですし、
手軽な生姜パウダーも売られていますので、
料理や飲み物にプラスしてみるとよいようですよ。
まとめ
ボクはホントに薬と医者が嫌いなんですね。
研ナオコもそうだったみたいで
橋本病の発見には時間がかかったようです。
食事療法をみると普段の生活から
食事のバランスを気を付けて
生活する意識が大切ですね。
医食同源!運動のバランスも気を付けて
健康に生活していきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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