オスカー受賞した日本人
特殊メーキャップアーティストの辻一弘さん
作品や経歴がスゴイので調べてみました
高校や出身についても
「顔」作品のルーツは少年時代の
原体験にあるようです
わかりやすくまとめたので
ぜひご覧ください(・∀・)
辻一弘のプロフィールや経歴
名前:辻一弘(つじかずひろ)
生年月日:1969年5月25日
職業:特殊メイク・アーティスト
出身:京都
ロサンゼルス在住
現在は49歳
見た目がかなり若い
辻一弘の経歴
高校時代に地元の洋書店で手に入れた
映画雑誌で特殊メイクをマネしたのがきっかけ
若い時期、何がきっかけになるかわかりませんね
ただ辻一弘さん
真似するだけではなく
その雑誌に掲載されていた
特殊メイクの巨匠である
ディック・スミス氏に直接手紙を送ります
そして「独学が一番だ!」との返事を受取り
特殊メイクを学び始めるのです
日本では代々木アニメ‐ション学院で
講師を努めたり
邦画「スィートホーム」のメイクに携わります
代々木アニメーションでは
学生がアメリカの工房へ
留学する仕組みがあったよう
1996年に単身渡米
高校生の時に手紙を出した
ディック・スミスに師事をします
このディック・スミスさん
本当に好きが昂じて
特殊メイクの仕事をされていたようで
辻一弘さんもその仕事から
多くのことを学んだそうです
ディック・スミスさん
こんなオマージュも素敵ですね
辻一弘さんがメイクアップを手掛けた作品はコチラ
- スウィートホーム(1989)
- 八月の狂詩曲(1991)
- ミンボーの女(1992)
- Critical Care(1997)
- エディ&マーティンの逃走人生 Life(1999)
- ワイルド・ワイルド・ウエスト Wild Wild West(1999)
- グリンチ How the Grinch Stole Christmas(2000)
- PLANET OF THE APES/猿の惑星 Planet of the Apes(2001)
- メン・イン・ブラック2 Men in Black II (2002)
- ザ・リング The Ring(2002)
- ホーンテッドマンション The Haunted Mansion(2003)
- ヘルボーイ Hellboy(2003)
- ザ・リング2 The Ring Two(2005)
- もしも昨日が選べたら Click(2006)
- マッド・ファット・ワイフ Norbit (2007)
- チャックとラリー おかしな偽装結婚!? I Now Pronounce You Chuck & Larry(2007)
- 魔法にかけられて Enchanted(2007)
- トロピック・サンダー/史上最低の作戦 Tropic Thunder (2008)
- ベンジャミン・バトン 数奇な人生 The Curious Case of Benjamin Button (2008)
- 天使と悪魔 Angels & Demons (2009)
- G.I.ジョー G.I. Joe: The Rise of Cobra (2009)
- ソルト Salt (2010)
- LOOPER/ルーパー “Looper” (2012)
- ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男 “Darkest Hour” (2017)
この行動力がスゴイですね
情熱が継続する姿もすごい
巨匠とか一流の人って
成功まで一本、筋が通った
生き方がありますよね
辻一弘の作品や画像は?
日本でも有名な作品は
2001年の猿の惑星ではないでしょうか
辻一弘さんは今までにも
オスカーのノミネートがあります
2018年にオスカーを受賞した作品はコチラ
いやー リアルすぎて
特殊メイクには見えない(T_T)
主演のゲイリーオールドマンに
「辻一弘じゃなきゃ出ない」と
オファーがあり決まったそうです
その声がかからなければ
オスカーは実現していませんでした
ゲイリー・オールドマンとの関係は
以前の2001年の猿の惑星から続いていたようです
実は辻一弘さん
映画に関する特殊メイクの仕事は
辞めていて現代アーティストとして
活動を続けていました
理由はスタッフを理不尽に扱う
役者に出会ったことで
映画業界が嫌になったんだそうです
ちょうどその時の模様を
NHKのEテレで放送していて
ボクは驚いたんですねー
この人の仕事は本物でした
ものづくりの情熱とか
集中力や妥協のない姿勢とか
手のスピードがスゴイんですよねー
かなり的確でクォリティーが高いのです
ただこれが現代美術といえるのかは
ちょっと疑問ですけどね
リアルな歴史上の人物で
ただ模刻が上手いのが
美術の歴史の中で
新しい意味があるのかなぁ~と
どちらかというと日本人の得意な
職人的な気質で
それを極限まで高めた
ファインアートって感じでした
工芸品に近いと思います
今回のオスカー受賞で
辻一弘さんの作品の価値と値段は上がるような気がします
作品を欲しい人は増えそうですよね
辻一弘の高校や出身が作品のルーツ?
辻一弘さんは京都の平安高校を卒業
それから美術大学にはいかないで
独学で特殊メーキャップを極めています
NHKのEテレでは
地元の京都を振り返る
辻一弘さんのインタビューがありました
辻一弘さんが「顔」に猛烈に興味を持つのは
人々がホンネをあまり表に出さない
京都に生まれ育ったことが原点
子供の頃に両親が離婚
それが原因で常に人の顔色を
伺う少年だったそうです
次第に人の表情を読み取る
鋭い観察眼を持つようになり
27歳で単身アメリカへ渡り
卓越した技術と独創性で
常識をくつがえす様々な手法を生み出し
一躍、ハリウッドのトップにまで
上りつめたのでした。
実力の世界で結果を残すのって
スゴイ集中力だと思います
妥協しないってスゴイんのです
そのポジションを捨てて作家の道へ
この生き方がスゴイなぁと感じました
現代美術、ファインアートの世界で
現在も活躍中です
まとめ
辻一弘さんオスカー受賞おめでとうございます
世界に名を残す日本人アーティストです
最後まで読んでいただきありがとうございました