RSウイルスとはおとなもヤバいの?症状や潜伏期間は?

RSウィルスの感染が今月から多くなり
注目が集まっているようです。
乳幼児の感染率は100%でおとなにも感染するんですね。
症状や潜伏期間など調べて
予防や対策をわかりやすくまとめましたので
是非ご覧ください。


RSウイルスの感染症とは?

2017年の9月の段階で
1万189人に感染しているRSウイルス

 

普通は冬に感染が広まりますが
今年は少し早まっていて
対策がこの秋、9月から必要になっているようです。

 

RSウイルス感染症は、
病原体であるRSウイルスが伝播することによって
発生する呼吸器感染症です。

 

年齢を問わず、生涯にわたり顕性感染を繰り返し、
生後1歳までに半数以上が、
2歳までにほぼ100%の小児が
RSウイルスの初感染を受けるとされています。

 

今年に入ってから高齢者の感染も広まっているんですね。
年齢に関係なく気を付ける必要があります。

 

RSウイルスの感染症の原因は?

RSウィルスの感染で起こるんですね。
例年までこのウィルスは冬から春にかけて流行していたんですが
今年は秋から流行の兆しがみえています。

 

RSウイルスのRはRespiratoryの略で「呼吸の」という意味。
呼吸器系に感染するのウイルスの略称なんですね。

 

2歳頃までにほぼ100%の子どもがかかる
このRSウィルスの感染力が非常に強いことがわかっています。

飛沫感染

感染した人の咳やくしゃみで飛散したウイルスを
直接吸い込むことによって感染し、鼻や咽頭の粘膜で増殖します
これを飛沫感染といいます。
人が集まる場所では感染が多くなりそうですね。

 

接触感染

鼻汁や痰に含まれるRSウイルスが皮膚や衣服、玩具、
またそれに触れた手指についても、
4~7時間のあいだは感染する可能性があり
それが眼瞼や鼻咽頭の粘膜と接触することでうつるんですね。

 

これが感染力の強さですね。
モノに移っても4~7時間生き延びるって
生命力が強すぎますね。

 

潜伏期は2~8日で、
症状が現れる前でも感染することがあるうえ、
症状が消えてからも1~3週間は感染する力があるそう。

 

どんだけしぶといんだRSウィルス
流行りそうですね。

 

RSウイルスの感染症の症状は?

 

RSウイルスの感染症では、
ふつう鼻水、咳、発熱などのかぜ症状があり、
多くの場合1~2週間で治るんですね。

 

健康な人の場合は問題ないんですが
これが幼児や免疫力が低下した高齢者に
感染するのが問題かなと思います。

 

潜伏期間でも感染するので
自覚症状がありませんよね。

 

一番重症なのは乳幼児ですね
特に初めてかかった乳幼児の場合は
鼻水から始まり、その後38~39度の発熱と咳が続きます。
その中の25~40%の乳幼児が細気管支炎や気管支炎、肺炎
を起こすんですね。

 

急性細気管支炎という病気もあり
これは喘息に似た症状なんですが
チアノーゼ(唇が黒っぽい、顔色がわるい、
呼吸数(通常1分間に40回程度、60回近くなると要注意)

おとながRSウイルスを移さないように
気を付ける必要があるんですね。

RSウイルスの感染症の予防や対策は?

 

RSウイルス感染症は、
保育所などで施設内流行を生じやすいので、
注意が必要です。

 

高齢者の場合は老人ホームなどの施設ですね。

 

また、家族内感染も高い率で起きます
。飛沫や接触により感染するので、
患者さんの気道分泌物の付着した物の扱いに注意し、
手洗いとうがいを励行する必要があります。

 

乳児への予防が大切!

3~6ヶ月ぐらいの乳児は免疫力が弱く重症化しやすい
(母親からの免疫がなくなる時期)ので、
その時期にうつらないようにすることは大切なんですね。

 

予防策は?

人ごみを避けるなどの注意や、
まわりの人が感染源にならないように注意する必要があります。
(RSウイルスはおとなのかぜの原因にもなります)
また、手洗いの励行による接触予防
マスクの着用による飛沫防止も有効です。

 

具体的な対策は?

RSウイルスは、消毒薬に弱いので、
次亜塩素酸ナトリウム(ミルトンなど)
消毒用アルコール、ポピドンヨード(イソジンなど)が有効です。
特に乳児のおしゃぶりやおもちゃなどは
こまめに消毒薬でふくなど手入れが必要ですね。
流行時にはマスクなど
大人からの感染を防がないといけませんね。

 

症状が出た場合の対応は?

月齢の低い赤ちゃんでかぜと診断されても機嫌が悪い、
元気がない、おっぱいやミルクの飲み方が悪い、
熱が高い、せきがひどいときは病院で受診しましょう。
せきがひどく呼吸の状態がおかしい時は急いで受診ですね。
命にかかわります。

まとめ

RSウィルスなんですが症状が出る前の
潜伏期間から感染するのがやっかいですね。

マスクの常態化が必要になるかもしれません。
乳児がいるご家族はなかなかこの時期
外出も勇気がいりますよね。

なるべくこまめに殺菌して
この事態をのりきりましょーう

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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